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研修:アンガーマネジメント

昨日、6月25日(木)2020年度、第5回研修「アンガーマネジメント」が講師:倉田文子さんを招いて行われました。皆さんは怒りを感じる時ってどういう時だと思いますか?誰かに対して怒る、何か出来事が起こった時など様々な原因があると思います。そして、根本の原因は「~は~べき」という自分の信念から来るものなのです。例えば、「電車の中で、親子連れの子どもが靴を履いたまま座席に立っている」とします。その時、怒りを感じるのであれば、「座席は綺麗に使うべき」「親は子どもを叱るべき」といった信念から来るものかもしれません。そうです、分解して考えると、怒りは自分の信念から来るものなので、悪いことではないんです。アンガーマネジメントとは怒りを感じた時にどう対処すれば良いのかという方法論なんです。怒らないのではなく、怒るべきは怒り、必要のない怒りを見極めるということです。

 

むやみに怒りを表現すると、人間関係、冷静さ、健康、仕事、家族など様々なものを失う可能性があります。と、ここで、怒りの表現方法を説明したいと思ったところで、昨日の研修では怒りの表現方法までは及んでいないことがわかりました。アサーションという概念で説明できるのですが、またこれも膨大なテーマなので割愛します。是非、興味のある方はアサーションで検索してみてください。

 

今回の研修では、「すべての人が感情に責任を持つことが出来れば、怒りの連鎖を断ち切るとこができる」と結ばれています。アンガーマネジメントは世界平和、人々の平穏な日常と結び付く大変意義のある学問だと感じました。

(ピンボケですみません)