緊急事態宣言後、ユニバーサル就労センターでは、週2回、ZOOMでの講義を行っています。本日は私の講義「失敗学」の順番でした。「失敗は必ず起こるもの」「失敗への対処法」「失敗を活かす」「失敗を恐れないために」というテーマで、平常時は毎週木曜日の午前にプログラムを行っています。
今日の内容は「働く上での目的を明確化する」というテーマでした。漫然と何十年働いた後に、自分の人生を振り返り後悔することは、大きな失敗の一つです。目的を今のうちからはっきり（ぼんやりとでもOK）させておくことは、二つの意味を持ちます。一つは、大きな困難に直面した時に、乗り越えられるモチベーションになること。もう一つは、自分の仕事が自分の目的に合っているかどうかに気付き、方向転換ができるということです。
働く目的には、生活、自立、目標達成、やりがい、将来への準備、成長、社会貢献など様々ですが、目的を具体的にし、数多く持つことも、大きな力となります。生活のためだけに働くのは苦しいですよね。
最後に10年後の自分について、どうしたいか、どうなっていたいかを考えて発表してもらいました。10年後は部下もできるので、ちゃんと仕事を教えられるような上司になりたいという、良く考えていると感心させられる意見もありました。それぞれの目標を新たに持ち、是非それに向かって邁進してほしいです。
